経済産業省が平成19年より実施する「起業支援ネットワーク環境整備事業」を、財団法人ベンチャーエンタープライズセンターが受託し運営する公的事業で、National Incubation Center (ナショナル・インキュベーション・センター)の頭文字を取った愛称です。

従来、起業支援や経営支援は地域や業界など、ローカルな範囲をメインステージにして行われてきました。しかし、経済はグローバル化し、その一方であらゆる市場が厳しい状況にある今日、これまでのような狭い世界で支援や提携を追求していては、有望な起業家を着実に成長させることには困難になっています。

NICeは「つながり力の強化による起業の実現、新事業や新市場の創出」を合言葉にしています。これまで地域別、専門別、規模別に展開されてきた支援活動を見直し、全国の起業家や経営者、個人事業主(一次産業の方も含む)、起業予定者、そして各種の支援者が、地域や業界、立場を超えて出会い、手を携え、それぞれが有する情報や知恵を共有・循環することで、一緒に成長・発展を目指す機会を提供します。

そのために、SNSとデータベースを通じたバーチャル・コミュニケーションの場と、交流会等を通じたリアル・コミュニケーションの場を用意し、その双方を活用していただくことで、「近くて遠かった」異業種や異地域、異規模の企業や起業家がパートナーシップを築かれることを推進しています。

すでに活動も3期目に突入し、全国の方々がSNS、データベース、交流会等を活用して「つながり力」を強化し、ビジネスチャンスを獲得されています。